2023/07/19
リハライフ高須の西川です。
医療やリハビリの分野では聞くこともあると思いますが、『理学療法士』ってどんな事をしているの⁉と思われる方が多いかと思います😊
そこで、今日はそんな理学療法士の仕事内容を少しでも知っていただけたらなと思います🎶
人の身体って不思議なもの✨
産まれ落ちた瞬間から1人で生きて行くために呼吸を身につけ、自由に動くために寝返りやハイハイをしながら筋肉を鍛えていきます💪🆙
丸まっていた体もドンドン伸びてきて、立ったり歩いたり、道具を使ったり、会話をしたり・・・
色々なことが出来るようになっていきます😌🆙
こうやって日頃の生活の中で
『筋力』
『柔軟な関節可動域』
『バランス』
『感覚』……ナドナド
身体の機能を鍛えながら成長しているんです🙌✨
機能を伸ばしていくことで
色々な動作が出来るようになり、その人がその人らしく自由に生活を送ることが出来ます✨🆓✨
本当に人間の身体って良く出来てますね‼スゴイ
ですが、その機能の成長には限界があります。病気や怪我、加齢に伴ってどうしても機能が落ちてしまいます😞💦
インフルエンザで数日寝込んだだけで、ベットから起き上がるのもしんどくなった事はありませんか⁉
肺炎や骨折、脳卒中で入院をして、数ヶ月後、退院した時には、動けなくなっていた、なんてこと耳にしたことはありませんか⁉⁉
そうならないように
医学的な観点から、運動や物理療法を提供して身体機能の改善や維持をはかることが理学療法士の仕事の1つです☀
今回は、
脳卒中の後遺症で左足に運動麻痺が残り、歩行が不安定になっている方をご紹介させていただきます👣
〇独りで歩いてトイレに行く
これがこの方の希望であり、目標です🚩
トイレの度に家族の介助を必要とする……。
それはご本人、御家族ともに多大な負担になりかねません😞
ニーズに応えられるよう努力させていただきます‼
問題点その①
運動麻痺に伴う筋力低下(随意性の低下)でつま先、足首が上がりません。
→これでは足を振り出してもつま先が引っ掛かってしまいます😞
これらの問題には
☆装具療法
つま先、足首を持ち上げて足を振り出しても引っかからないようにします。
☆筋力トレーニング
筋肉を使いやすくする促通訓練、強くする増強訓練を行います。
問題点その②
足首の関節も固く、反りあげることが出来ません。反りあげるように動かすと足の裏が内側に向き(内反)に綺麗に上がりません。
→これでは左足の支えが効かず、右足を振り出しにくいですね😞
こちらの問題には
☆ストレッチ、可動域訓練
短縮した筋肉を伸ばしたり、固くなった関節を動かしやすくしていきます。
写真
約15分介入した結果が、写真の before↔after です✨
左右が対称的に整い、
足首の可動域が向上、
親指の過剰な反り上がりと足首の内反が改善していますね🙌
10mを歩行していただき、時間と歩数を計測しました🕒
before→after
【時間/88秒→55秒】
【歩数/90歩→66歩】
【耐久性/10m→60m】
30秒以上速く歩く事ができています‼
足の支えが安定し、大きく振り出すことが出来るようになり歩数も減りました😌✨
10mで足が疲れて歩けなくなっていましたが、6倍の距離を歩くことが出来ています‼‼
たった15分程度でも
例え、効果が一時的でも
この積み重ねで効率的に機能の改善を図ることができます👍
長くなってしまいましたが、
私たち理学療法士は、
その人らしく生活していけるよう寄り添ってリハビリを提供しています😊✨
個人に合ったリハビリを生活の中に取り入れた「リハライフ」を送ってみませんか😊⁉