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地域のセラピストとして

time 2019/05/31

地域のセラピストとして

リハライフの米田です。

デイサービスには地域で生活しながらも、心身の悩みや課題を抱えた利用者さんが数多く通所されています。

今回は、在宅で生活をしている片麻痺患者様からよく聞かれる悩みごとの1つ、筋緊張異常(痙縮)にピックアップしたいと思います。

○足関節が硬く、歩き辛くなってきた。

○足の指の付け根が痛くて歩けない。

○床に足を着けると膝がガクガク動き、歩くのが怖い。など

○腕が体にくっついて服を上手く着られない。

○指が握り込んで爪がささる。臭いがしたり不衛生になる。など

さて、私たちセラピストには何ができるでしょうか??

もちろん、徒手的な訓練や補装具を活用してのアプローチ等を実施していくのですが、選択肢の1つに、医療機関でのボトックス治療も促していきます。

先日、リハライフ全店のセラピスト24名が集まり改めてボトックス治療についての講習会を行いました。

ボトックス治療とは、簡単に説明すると、薬を注射し、筋肉を緊張させている神経の働きを抑え、筋肉を柔らかくする治療法です。

高知市内にも日帰り治療や一日だけの入院で治療できる医療機関もあります。

しかし、一回の治療で完全に良くなるものではなく、3ヶ月程度の継続治療と日々のリハビリが重要です。

私たち地域のセラピストは、痙縮に悩む利用者さんを医療機関へ紹介するだけでなく、在宅復帰後の継続的なリハビリを実施していくことが求められていると感じています。

地域と医療機関を結ぶ大切な役割を担っていく。リハライフはそんなデイサービスでありたいと考えています。

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