2023/07/19
こんにちは、リハライフ卸団地店二階の弘田です! 最近急に寒くなってきましたね。皆様体調を崩していませんか?
さて新型コロナウイルスとの戦いも三年目が終わろとしています! 皆様ご自身やご家族の中にも新型コロナウイルスに感染してしまっ たという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 コロナは治っても、 咳や息切れといった症状が持続している方がたくさんおられます。 これが今後問題となってくるコロナ後遺症です。
コロナ後遺症のメカニズムとしては、 ウイルスによって起こった体内での感染を自身の免疫により治そう とする力が過剰に反応して、 炎症を起こすのではといわれています。 肺炎を起こした肺の組織は線維化を起こし、 酸素の供給が困難となります。 線維化を起こし、硬くなるために、 血液と肺胞の間で起こる酸素と二酸化炭素の交換に障害が生じます 。 つまり酸素と二酸化炭素の交換がうまく行えなくなるのです。 血液中の酸素濃度が低くなると、 酸素が体のすべての臓器へ運ばれなくなり、 臓器が十分に機能しなくなります。 運動時の息切れが起こり、 重度になると安静にしていても息苦しくなり、 日常生活に支障をきたします。 肺の繊維化はウイルス感染が治ってもすぐに改善する訳ではありま せん。通常、 気管の上皮細胞の再生には約100日かかるといわれていますが、 肺の修復についての詳しい過程や期間などについては不明とのこと です。
そこで今回はコロナ後遺症に対する呼吸リハビリをご紹介します!
【ブローイング】
コップに水を入れブクブクを息を吐きます。
呼気(息を吐く)と吸気(息を吸う)の割合を2:1の割合で行います。
息切れの緩和に効果があります。
【腹式呼吸】
鼻から吸って口から吐きます。その際お腹が膨らむようにして行います。
お腹の上に重りを置くことでより効果が高まります。
【胸郭のストレッチ】
タオルを持って行うストレッチです。息を止めないように行いましょう。
以上簡単ではありますが、ご自宅で行えるコロナ後遺症に対する呼吸リハビリについてご説明させて頂きました。
コロナ後遺症でない方でも息切れなどの同じ症状がある方には効果的なリハビリですので是非行ってみて下さい。