2023/07/19
こんにちは、リハライフ1号店の日垣です。
国の緊急事態宣言が解除され約1ヶ月半が経ち、6月に入ってからお休みされていた利用者様もほぼほぼ帰って来てくれました。ただニュースでは連日感染者の話題が報じられておりまだまだ油断は出来ない状況です。継続して感染対策は行っていきます❗
明日から7月ですが、これから注意が必要なことの一つに「熱中症」があります。梅雨の湿気に加えて今年は、マスクを着用していることもあり6月でも熱中症で救急搬送されたニュースをよく見かけます。
【熱中症とは】
熱中症とは屋外・屋内を問わず高温や多湿等の環境下で身体が適応障害を起こした状態の総称です。症状の程度により、以下に分類されます。
・熱失神(Ⅰ度 軽症)
・熱痙攣(Ⅱ度 軽症)
・熱疲労(Ⅲ度 中等症)
・熱射病(Ⅳ度 重症)
似た言葉に「日射病」があり「日射病は、太陽光の直射が原因で発症した症状」ですが、熱射病と発症メカニズムが同様であることから、最近では熱射病に統一されつつあるようです。
【熱中症の予防】
高齢者は、暑さそのものを感じにくく、また汗をかきづらい特徴があります。
その為、暑さへの自覚がないまま、熱中症を発症してしまうケースがあるそうです。
予防としては、
・喉が渇いていなくても、適度に水分や塩分の補給を習慣づける。
・温度計や湿度計️を見えるところに設置し、体感として感じ取れない暑さを視覚で理解
する事も必要だと思います。
【熱中症の応急対処】
※意識が朦朧としていたら、まずは119通報しその間に、
・涼しい場所に移動させて、衣服を緩める。
(ベルトやボタンを外す。日陰に入り、うちわであおぐ。)
・身体を冷やす。
(保冷剤や、冷たい缶ジュースやペットボトルをタオルで包み、太い静脈が通っている。①首の前の部分、②脇の下、③足の付け根にあてる。)
・水(スポーツドリング等)を適度に飲ませる。
(一気に飲まずに少しずつ飲む)
熱中症にならないことが一番ですが、ならないように対策や予防をおこない、万が一なった時には重症にならないように正しい対応ができれば、気持ち良くこの季節を過ごせると思います‼